同仁会児童家庭支援センター

         


りんちゃんの見た虹BLOG

2025.06.11 |

久しぶりにBLOGを書きます。

梅雨ですね…ジメジメとしていやな季節です((+_+))

私はこの時期になると「あめふりりんちゃん」という曲を思い出すんです。

 かえるのりんちゃん おでかけ

  さくらんぼいろの ワンピース

  おひさまいろした かさもってさ ♪

この曲、はじめは蛙のりんちゃんが転んだり滑り台で一回転しちゃったり…

でも遠くに虹を見つけたら、スキップしてニコニコです。かわいらしい歌ですよね(*^^)

この時期って、新しい生活にイマイチなじめない子どもにとっては、

学校などへの足取りも重くなる時期です。

中にはおうちの人にしがみついてしまう子もいるでしょう。


子どもは、

家族から離れて生活するときも、胸の中にママやパパを感じています。

心配事があるとき、胸の中のママとパパがそっと慰めてくれます。

どうしよっかなって迷ったとき、胸の中のママとパパが「大丈夫よ」ってニッコリしてくれます。

すってんころりんして膝を擦りむいたときも、

胸の中のママとパパが「痛かったね~、でも大丈夫!がんばって!」って言ってくれて、

また歩き出すことができます。

子どもたちが辛い時こそ、家族は余裕をもって笑顔で見守ることが大事です。

笑顔の家族が子どもたちの心の中に宿ることで、子どもたちは自立の第一歩を踏み出すのです。

だからこそ、パパやママ、家族の幸せもとても大切。

大人だって人間ですからストレスや不安を溜めこんでいては、余裕をもって笑顔で子どもを見守ることができません。そして不安顔の家族が心の中に宿ってしまうと子どもも不安に駆られるのです。

私たち児童家庭支援センターは電話やメールでもご相談をお受けしていますが、まずは身近な人に話してみることです。子育てで悩むことは恥ずかしいことでもなんでもないですし、どんな親でも、1度や2度といわず必ず何回も経験しているはずです。あのメジャーリーグのスーパースターになった彼のお父さんお母さんにだって、絶対にあったはずです(いや、そうであるに違いない!)。

だれかの力を借りて笑顔を取り戻してもいいじゃないですか。

それであなたの心が少しでも軽くなり笑顔が取り戻せたら、それがりんちゃんの見た虹になるのかもしれません。

センター長 H

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