里親支援活動~縁~ ブログ
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☆第52回杉の子のつどい 2024里親フォーラム☆BLOG
2024.10.21 | 活動報告
こんにちは
里親リクルーターです💪
10月13日(日)に『第52回杉の子のつどい 2024里親フォーラム』が四季文化館みのーれ(小美玉市)で開催されました。
“杉の子のつどい”は茨城県里親連合会主催で、今年は里親月間に合わせて10月に開催されました。
茨城県に登録されている里親さんが対象の研修会となっています。
今年は里親連合会発足70周年ということで、豪華なゲストもお呼びしての開催となりました🙆
↑会場の四季文化館みの~れ 広くてきれい
当日はお天気も良く、たくさんの方が参加されました。
●行政説明
午前中は、茨城県青少年家庭課より、社会的養護に関する行政説明があり、県内の里親さんの現状が話されました。
平成30年の茨城県内里親登録数262世帯から比べると、令和5年で443世帯⬆️
里親制度の認知度が少しずつ上がっていく中で、里親登録される方も増えてきたことが分かります。
一方で、生みの親の家庭で暮らすことができていないお子さんは茨城県内で現在約730人います。まだまだ里親さんが足りない現状があり、実際に里親制度について広報をしている私たちとしても出来る限り多くの方々に制度を知っていただき、興味を持っていただきたいと考えています。
国の動きとしても”家庭養育”の原則が示され、里親家庭での養育にシフトしています。
実際に里親になるところまで出来なくても、まずは関心を寄せて、社会的養護(※)について知ってみませんか。
皆さんに知っていただき理解していただくことが、子どもたちの明るい未来に繋がっていくことだと考えています。
※社会的養護とは・・・保護者(生みの親)と一緒に暮らせない子どもを公的責任で社会的で育てていく仕組みのこと。詳しくはこちら→社会的養護|こども家庭庁 (cfa.go.jp)
●記念フォーラム①
続いて、午前中の記念フォーラム①では、生前のマザーテレサと交流のあった枝見太郎氏による講演がありました。マザーテレサとの出会いから亡くなるまでの交流や“相手に関心を持つことが大切”とお話がありました。
里子さんと向き合っている里親さんや関係機関の職員の皆さんには、日々、子どもと関わる上で“子どもに関心を持つことが大切”と実感されているからこそ、響いたものがあったのではないかと感じています。
●分科会・サロン・展示
分科会は、里親さん同士の交流場となるサロンや子どもも楽しめる折り紙やハーバリウム制作コーナーがあり、盛況でした!
写真を載せられなくて残念なのですが、子どもたちは笑顔であふれていました🤗
●記念フォーラム②
そして、お待ちかね、最後の記念フォーラム②では、俳優・古原靖久さんの登場です。
24時間テレビのマラソンでお笑い芸人のやす子と並走したことで、ご存じになった方もいらっしゃるかもしれませんが、古原さんは幼少期から18歳まで児童養護施設で過ごされたとのことです。
炎神戦隊ゴーオンジャーでゴーオンレッドの主演をつとめたとのこと、子どもたちにも大人気でした。
熱のこもった講演を1時間以上に渡ってして下さり、『夢を叶える力』という力強いメッセージを頂きました💪
●お楽しみ企画
会場出口では、お菓子のつめ放題のお楽しみコーナーを企画
(↑は里親支援専門相談員の方々、通称“里専(さとせん)”さんです)
お菓子の海に子ども大人も大興奮!
●終わりに
年々パワーアップしてく『杉の子のつどい』、里親さんが主体となり、里親連合会の皆さんに加え、里専さんや私たちフォスタリング機関の職員が一体となって研修会を作り上げています。
会場に来ていた里子さんたちが活き活きと笑顔で遊び交流していたことがとても印象的でした。
帰り際、里親と里子さんが手を繋いで会場を後にする姿から家庭の温かさを感じました。
また、来年の『杉の子のつどい』を楽しみにしています👋