「内原同仁会子どもセンター」には児童心理治療施設と児童養護施設の2種類の施設が併設されています。
 この施設は入所している子どもたちの心の拠り所として、安心できる生活環境を与え、自らが自己を見つめ自立できるように「総合環境療法」の立場を取り入れる方針です。
具体的には「医学・心理治療」「生活指導」「学校教育」「家族との協力」「地域の関係機関との連携」を運営の柱とし、本人と家族を援助していきます。

 内原深敬寮(うちはらしんけいりょう)は、児童福祉法第43条の2項に基づいて、軽度の情緒障害を有する児童を短期入所させ、または保護者のもとから通わせて、その情緒障害を治すことを目的とする施設です。



対象となる児童

情緒障害という言葉には決まった定義はありませんが、「発達障害傾向である・日常生活が安定していない・親の監視下にいられないために、社会生活への適応が難しくなった状態の児童」と考えることができると思います。


 具体的には・・・

 学校不適応の生活が続いている。
 感情が激しい。
 自分,他人を傷つける。
 昼夜逆転の生活が続いている。
 集団行動が難しい


 というような児童が対象となります。


■ 具体的な援助 

 対象となる子どもに心理治療や生活指導を行うことを通して、児童が自分自身の問題とむきあい、家庭や地域で安定した生活を送れるようにお手伝いすることを目標としています。
心理療法
担当のセラピストと個別で面接をします。
遊びや会話を介して、心の迷いや不安を解決できるよう一緒に考えていきます。
また、児童が本来もっている力を発揮させ、心身ともに健康に発達・成長できるようお手伝いします。
さらに、同じ悩みをかかえる仲間との話し合いや作業をとおして人との関わりかたや自分らしい生き方を考えていきます。
生活援助
毎日の規則正しい生活習慣を身につけることを基本とし、他の児童と協力していけるようにお手伝いします。
集団生活を通して、人を思いやる心や温かい人間関係がもてるよう目指しています。

学校教育

水戸市立鯉淵小学校分教室および水戸市立内原中学校分教室を設置し、
水戸市教育委員会から派遣された先生が勉強を教えてくれます。
基礎的な学力を身につけさせるほか、児童のやる気や興味を大切にしていきます。



家庭相談
入所(通所)している子どものこれからのことについて、児童相談所と一緒に相談していきます。

 内原和敬寮(うちはらわけいりょう)は児童福祉法第41条に基づいて、乳児を除いて保護者のいない児童、虐待されている児童、
その他環境上養護を要する児童を入所させ、これを養護し、あわせてその自立を支援することを目的とする施設です。
児童養護施設への入所理由はさまざまです。
いろいろな事情により、親と一緒に生活することが
できない児童や、不適切な環境に置かれていた
児童が対象となります。

 具体的な援助 

 児童一人ひとりの個性を大切にし、家庭的な雰囲気の中でのびのびと生活することができるよう、
少人数での生活空間を準備し、地域の中で自立した生活を送れるようお手伝いすることを目標としています。

和敬寮棟



生活援助
・安心して落ち着いた生活が送れるよう援助します。
・規則正しい生活リズムが作れるよう援助します。
・個人の特性を尊重し、伸ばす手助けをします。
・自立支援計画に基づいた援助をします。
学校教育
水戸市立鯉淵小学校および水戸市立内原中学校に通学します。
また、学習指導を通して、子ども一人ひとりの学力、適正に応じた高校進学を目指します。
家庭相談
 入所している子どもが一日でも早く家庭に戻って生活できるように、あるいは子どものこれからのことについて、児童相談所と一緒に相談していきます。

内原深敬寮 内原和敬寮
定  員 入所36名 通所7名 42名
職 員 数 29名 27名

 わたしたちは地域の子どもたちが身近に利用できる施設して、
施設開放や子育てに関する専門性を提供するとともに、
地域子育て支援の核としての施設づくりを目指しています。

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